ダメな人間だけども生きているのだ
僕は今年40歳になってしまった。
仕事はWEBディレクター。しかも、派遣社員ときたもんだ。
腸に病気を抱えているもんだから、無理がきかなくなってしまった。
しかも、この病気のせいでちょっと自律神経もやられている。
花粉の季節でもないのに、寒暖差でアレルギーが出てしまう。
秋でも花粉は飛ぶらしい。しかし、目はショボショボしていない。
やられているのは自律神経だ。
繰り返そう。
40歳で派遣社員で、腸に病気があって、自律神経をやられている。さらに独身だ。
こんな終わっている自分を象徴するかのように、お気に入りのジーンズがほつれ、そして裂けた。悲しい。
もう12月。寒さが身に染みる季節だ。
裂けたジーンズは下半身を容赦なく冷やしてくれる。悲しい。
しかし、今の職場は恵まれていて、僕はとてもホワイトな働き方をさせてもらっている。
19時には問答無用で帰っている。
しかし、病気のせいだろうか、ホワイトに働いているにもかかわらず、ちょっとしんどい。
正確に言うと、通勤がしんどい。
20歳の僕は想像しただろうか。
40歳にもなって、派遣社員で病気を抱えて、自律神経をやられ、独身なうえにジーンズが裂けて悲しんでいる自分の姿を。
多分、もっと幸せな人生を歩んでいるのだと思っていただろう。
タイムマシーンに乗って教えてあげたい。
お前、終わるぞってね。
しかし、20歳の俺もかなりのダメ人間だったので、まったく響かないだろうね。
ここ数年は、こんな自分を卑下していた。
だから、できるだけ昔の自分を知る人との交流を避けていた。
でも、もうやめよう。
ブログでも書いて、自分が生きているということを表現しようと考えた。
別に誰にも読まれなくても構わない。自分に向けて、生存報告をしていくのだ。
それが、このブログなのだ。